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ジャカルタの気候と育児上の注意

インドネシアは300余りの民族からなるといわれる世界一の多民族国家です。人口のほとんどが大和民族である日本人にとっては、『多民族国家』といってもピンときません。インドネシアは日本の約5倍の国土にその土地土地の民族が住んでいます。
狭い日本の中でさえ、東北と九州ではことばや習慣が違うように、インドネシアでもそれぞれの地方で、それぞれの土地の気候、ことば、文化習慣があります。ことばひとつをとってみても、私達が習っている"インドネシア語(Bahasa Indonesia)"がインドネシア全土で通じるわけではありません。メディアの発達が十分でないこともあり、地方では共通語であるはずの"インドネシア語"を理解できない人、話せない人もまだまだいるようです。
インドネシアの首都ジャカルタは、そんなさまざまなインドネシア人が集まっている大都市です。

熱帯雨林気候

インドネシアは「熱帯雨林気候」に属し、大きく『雨季と乾季』の二つの季節に分かれています。ジャカルタではおよそ11月ごろから4月ごろまでが集中的に雨の降る『雨季』、5月から10月ごろまでが雨のほとんど降らない『乾季』です。

年間を通して平均気温が28度くらいですが、『雨季』になると日照時間が少なくなりますので、慣れてくると「涼しい」と感じる日も多くあります。暑さに弱い人にはつらいかもしれませんが、年間を通して気候の変化の少ないこと、日本の夏に比べて「カラッ」としていることなど、慣れてくると過ごしやすいと感じる人も多いようです。

ただ、『雨季』には、1996年から約5年に一度の頻度で屋根までつかる大洪水が発生しています。停電、水の汚染、電話停止なの被害があり、ホテルに避難した邦人も多くいました。日本人が多く住むアパートでも水没したところがいくつかあり、居住アパートを選ぶときは水没したことの有無も確認することが必要です。
また、雨季には、普段から渋滞の多い市内の道が更に渋滞しますので外出の際には余裕を持って出かけましょう。

栄養(特にビタミン)と休養

しかし、1年中暑いこの国で、日本と同じように生活していてはとても疲れます。特に産後の女性、母乳をあげているお母さんにとっては、普段の生活以上に栄養(特にビタミン)と休養が大切になってきます。体を休めながらゆったりとした気持ちで過ごすように努めましょう。

使用人や手伝ってくれる人がいれば、その人達に家事を任せ、あまり神経質にならず多少家事の手を抜いても、まず体を休めること。赤ちゃんが寝ているときには一緒に眠るくらいのつもりでのんびりと過ごしましょう。

冷房は控えめに

小さい子供達は気候に対して案外、適応能力があります。お母さんが暑いからといって、一日中冷房のきいた部屋にいては誰にとっても身体に良くありません。朝は窓を大きく開けて、部屋の中の空気をすっきり入れ替えましょう。少なくとも午前10時ごろまでは冷房をつけず、使用中も外気との温度差があまり大きくならないように心がけましょう。扇風機を併用し、特に就寝後は冷房を止めるようにしましょう。

日焼けに気をつけましょう

現在は日本でも日光浴の功罪について言われ、外気浴が推奨されています。
特にこちらでは日中の日差しがとても強く子供を日光から守る対策を考える必要があります。乳児については、朝の柔らかい窓から入ってくる日差しを浴びる程度で十分だと思われます。

日本人には「皮膚ガン」があまり多くありませんが、戸外で水浴びをするときなどには、直射日光を浴びすぎない。水分をこまめにとり熱中症にならないように気をつけるなど、日本にいるとき以上に日差しに注意して過ごしましょう。

対策

虫刺されに気をつけましょう

特に雨季になると、ここそこに水溜りができるため蚊が大量に発生します。

ジャカルタでは蚊を媒体としたマラリアや日本脳炎の発症は稀ですが、デング熱は多くの人が発症しています。デング熱には予防接種がなく、罹患後の治療も特効薬がないのが現状です。そのため蚊にはできるだけ刺されないように気をつけましょう。
朝夕の公園遊び時には注意が必要です。

対策

(参考)

日本の蚊取り線香やVapeマット、液体ではあまり効果は期待できません。
ただ、現地で発売されているスプレー(Baygon)は強力で即効性がありますが 人体(特に子供)への悪影響が懸念されますので使用法を考える必要があります。

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